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\(\LaTeX\) Beamerの使い方

Beamer マニュアル

はじめに

ドキュメントクラスとフレーム

Beamer作成手順は、LaTeX文書とほぼ同じ。

ドキュメントクラス

TeXファイルの1行目に書く。

\documentclass[オプション]{document class}

まず、document classはbeamerを指定する。 日本語を扱う場合は、オプションにdvipdfmを書いておく。

内容は、\begin{document}\end{document}に書く。

\begin{document}
    %内容
\end{document}

フレーム

スライド一枚ごとに、\begin{frame}\end{frame}で囲む。

\begin{frame}<オーバーレイ>[デフォルトオーバーレイ][オプション]{タイトル}{サブタイトル}
    %スライドの内容
\end{frame}

タイトル、サブタイトルはスライドのタイトルなどである。 オーバーレイ、デフォルトオーバーレイ、オプションについては後述。

タイトル

タイトルページ \titlepage

以下の項目をプリアンブルに書き、\frame{\titlepage}でタイトルページを作成することができる.[]に記載するshortバージョンは,articleモードで無視される.articleモードでは,\maketitleを使う.

種別 コマンド 内容
タイトル \title[short title]{title} short title はヘッダーまたはフッターに表示される.titleで改行を使用したい場合は\\を使用する.
サブタイトル \subtitle[short subtitle]{subtitle} short subtitleはデフォルトでは使用されないが,\insertshortsubtitleで表示をすることができる.
著者 \author[short author names]{author names} 名前は,\and で区切る。所属は,\instで区切る.例として,\author[Hoge et al.]{H. Hoge\inst{1} \and F. Foo\inst{2}}といった記述ができる.
所属 \institute[short institute]{institute} 複数の所属を表示させた場合は,\andを使用して各所属を区切る.
日付 \date[short date]{date} \date{\today}という使い方の他に\date[ABCD 08]{International Conference ABCD 2008}といった使い方もできる.
サブジェクト \subject{text} PDF document infoにsubjectとしてtextを追加.
キーワード \keywords{text} PDF document infoにkeywordsとしてtextを追加.

その他

\title\authorもPDF document infoに追加される.もし,これらのコマンドで複雑な記述をしている場合,エラーになることがある.その場合は,

\documentclass[usepdftitle=false]{beamer}

として,titleauthorをPDF document infoに追加しないようにすることができる.

タイトルページだけスタイルを別にしたい場合,

\frame[plain]{\titlepage}

といったplainオプションを指定することでスタイルの影響を受けないスライドを作成することができる.

自前でテンプレートを作成することもできる.その時に使用することができるコマンドは以下である.

  • \insertauthor
  • \insertdate
  • \insertinstitute
  • \inserttitle
  • \insertsubtitle
  • \inserttitlegraphic

Section

Section,Subsectionの追加

\section\subsectionを作成することで、ナビゲーションバーへの表示や目次の作成を行うことができる。

\section(ナビゲーションバーと目次)

\section<mode specification>[short section name]{section name}
  • mode specification
    • モード別の仕様を作成することができる.
  • short section name
    • ナビゲーションバーに表示
  • section name
    • \tableofcontentsとナビゲーションバーで表示

\section(ナビゲーションバーのみ)

\section<mode specification>*{section name}

テーブルに追加したくないが,ナビゲーションバーには表示したい場合は,このコマンドを使用する.

\subsection, \subsubsectionは、\sectionと同じ仕様.

\sectionごとに目次を挿入

次のコマンドをプリアンブルに書く。

\AtBeginSection[]{
    \begin{frame}
        \tableofcontents[currentsection]
    \end{frame}
}

目次

\tableofcontents[オプション]

\section*{Outline} 
\begin{frame} 
    \tableofcontents[オプション]
\end{frame} 

オプションは以下.なお、オプションは省略できる。

オプション名 内容
sectionstyle=style for current section/style for other sections スタイルとして,showshadedhideが使える.show は通常表示.shaded は半透明.hideは完全に隠す.2つ目のスタイル指定は省略できる.その時は常に1つ目のスタイルで表示.sectionstyle=show/shadedとすると,現在のセクションの時は表示.他のスライドの時は半透明にして表示.
subsectionstyle=style for current subsection/style for other subsections in current section/style for subsections in other sections スタイルは,sectionstyleと同じである.3つ目のスタイルは省略でき,2つ目のスタイルが他のセクション時の動作を担う.2つ目のスタイルも省略でき,すべての状況下で1つ目のスタイルに基づき表示する.subsectionstyle=show/shaded/hideとすると,現在のサブセクション時は通常表示,現在のセクションだが他のサブセクション時は半透明表示,他のセクション時は隠す.プレゼンではこのスタイルが効果的である.
currentsection 現在のセクションを表示.sectionstyle=show/shaded,subsectionstyle=show/show/shadedというオプションを指定したのと同じ
currentsubsection 現在のサブセクションを表示.subsectionstyle=show/shadedと同じ.
firstsection=section number セクションの開始番号を操作できる.
hideallsubsections すべてのサブセクションが隠される.subsectionstyle=hideと同じ.
hideothersubsections 現在のサブセクション以外のサブセクションを隠す.subsectionstyle=show/show/hideと同じ.
part=part number パートの開始番号を操作できる.
pausesections 各セクションごとに停止される.概要説明の際に1つずつ説明していきたい時に有用.
puasesubsections 各サブセクションごとに停止される.概要説明の際に1つずつ説明していきたい時に有用.
sections={overlay specification} 表示するセクションを指示できる.sections={<2-4>}とした場合,2〜4のセクションを表示.

table of contentsのテンプレートで使えるコマンドは以下である.

  • \inserttocsection : 現在のセクションのテーブルを挿入.
  • \inserttocsectionnumber :現在のセクションのテーブル番号を挿入.

その他

  • 目次が文字化けする場合、以下をプリアンブルに書く。
\usepackage{atbegshi}
\ifnum 42146=\euc"A4A2 \AtBeginShipoutFirst{\special{pdf:tounicode EUC-UCS2}}
\else \AtBeginShipoutFirst{\special{pdf:tounicode 90ms-RKSJ-UCS2}}
\fi

参考文献

参考文献の引用をテキスト表示([1]ではなくて、Joker (2014) にする)

\setbeamertemplate{bibliography item}[text]

文献リストを(記号ではなく)数字にする

\beamertemplatetextbibitems

\bibitem

\begin{thebibliography}{longest label text} 
    %environment contents 
    \bibitem<overlay specification>[citation text]{label name}
\end{thebibliography} 

\bibitem はオーバーレイが使える.

\begin{frame} 
    \frametitle{For Further Reading} 
    \begin{thebibliography}{Dijkstra, 1982} 
            
        \bibitem[Solomaa, 1973]{Solomaa1973} A.~Salomaa. 
        \newblock {\em Formal Languages}. 
        \newblock Academic Press, 1973. 
        
        \bibitem[Dijkstra, 1982]{Dijkstra1982} E.~Dijkstra. 
        \newblock Smoothsort, an alternative for sorting in situ. 
        \newblock {\em Science of Computer Programming}, 1(3):223--233, 1982. 
    \end{thebibliography} 
\end{frame} 

\bibitemのはじめに著者,次に\newblockしてタイトル,同じように,次はジャーナル名,その次は注釈になる.

Appendix環境

\appendix<mode specification>

appendixは本文とは独立した形で扱える.appendixの内容を記述するすべてのframesectionsubsectionの前に\appendixコマンドを使用する. 実際に,\appendixの効果が始まるのは,\section{\appendixname}のように\appendixnameを記述してからである.

\begin{document} 

    %タイトルページ
    \frame{\titlepage} 

    %目次ページ
    \section*{Outline} 
    \frame{\tableofcontents} 

    %セクション1
    \section{Main Text} 
    \frame{Some text} 

    %セクション2
    \section*{Summary} 
    \frame{Summary text} 

    %付録
    \appendix 
    %セクション
    \section{\appendixname} 
    \frame{\tableofcontents} 
    
    %サブセクション1
    \subsection{Additional material} 
    \frame{Details} 
    \frame{Text omitted in main talk.} 
    %サブセクション2
    \subsection{Even more additional material} 
    \frame{More details} 
\end{document} 

Frame

\begin{frame}<オーバーレイ>[デフォルトオーバーレイ][オプション]{タイトル}{サブタイトル}
    %中身…
\end{frame}

フレーム構成する各要素

要素 内容
ヘッダー,フッター ページナンバーの色,フォントも変更可能
スライドバー 位置等の変更.
ナビゲーション \documentclass[compress]{beamer}で小さくできる.
ナビゲーションのシンボル
ロゴ \logo{\includegraphics[height=0.5cm]{logo.pdf}} \insertlogoでどこでもおける.\usebeamertemplate*{logo}と同じ効果.
フレームのタイトル \documentclassのオプションで,t,c,bが使える.スライドのテキスト開始位置を上下に変更できる.
背景
マージンサイズ
フレームの制限

オーバーレイ

オーバーレイはスライド動作コマンドを表し、pause, textcolor, only, onslide, uncover, visible, alt, temporal, item, labelの10種類ある。

コマンド 定義 内容
pause \pause<数字> <1-5>は1から5,<-3>は1〜3,<4->は4から最後。<-3,6-8,10,12-15>とすると,1〜3,6〜8,10,12〜15の順で表示。
textcolor \textcolor<数字>{カラー}{テキスト} <数字>番目の時だけカラーで表示され,他の時は黒で表示される.最初からアイテム全表示で,クリックであるアイテムを太字(\textbf)にしたり,色をつけたりしたい時に有効.他に,\textbf, \textit, \textsl, \textrm, \textsf, \color, \alert, \structureなどが使用できる.
only \only<number>{テキスト} number番目の時だけテキストを表示.
onslide \onslide<modifier><数字>{テキスト} <modifier>+*<modifier>+の時は隠される.この違いは,\uncover\visibleの違いと同じ.<modifier>* の時は,\onlyと同じ.まとめると,\onslide<1>\uncover<1>\onslide+<1>\visible\onslide*<1>\only<1>は同じ.テキストがない場合は,このコマンドに続くすべてのテキストが特定(オーバーレイで指定)のスライド中にのみ表示される.それ以外のスライド中ではスペースを占有している.
uncover \uncover<数字>{テキスト} 指定したスライドだけテキストが"uncovered"の状態になる.articleモードはonlyと同じ作用.
visible \visible<数字>{テキスト} \uncoverと効果は同じだが,透明効果がない.マイナスをつければ、逆の効果になる。
alt \alt<数字>{テキスト1}{テキスト2} 数字で指定したスライドだけテキスト1を表示.それ以外はテキスト2を表示.
temporal \temporal<数字>{テキスト1}{テキスト2}{テキスト3} 数字で指定したスライドだけテキスト2,指定したスライドまではテキスト1,後はテキスト3
item \item<数字>[ラベル]
label \label<数字>{ラベル} 数字で指定したスライドだけラベルを挿入.

pause

number省略可.スライドを停止する.numberが与えられた時は,カウンターbeamerpausesがこの値にセットされる.内部的に,\onslideが使われている.alignのようなamsmath環境ではこのコマンドは働かない.articleモードでは無効.

\begin{frame}
    \begin{itemize}
    \item Shown from first slide on. 
    \pause 
    \item Shown from second slide on. 
        \begin{itemize} 
        \item Shown from second slide on. 
        \pause 
        \item Shown from third slide on. 
        \end{itemize} 
    \item Shown from third slide on. 
    \pause 
    \item Shown from fourth slide on. 
    \end{itemize} 
    Shown from fourth slide on. 
    \begin{itemize} 
    \onslide 
    \item Shown from first slide on. 
    \pause 
    \item Shown from fifth slide on. 
    \end{itemize} 
\end{frame} 

\begin{frame} 
    Shown on first slide. 
    \onslide<2-3> Shown on second and third slide.          
    \begin{itemize} 
        \item Still shown on the second and third slide. 
        \onslide+<4-> 
        \item Shown from slide 4 on. 
    \end{itemize} 
    Shown from slide 4 on. 
    \onslide 
    Shown on all slides. 
\end{frame} 

\begin{frame} 
    \onslide<1>{Same effect as the following command.} 
    \uncover<1>{Same effect as the previous command.} 
    \onslide+<2>{Same effect as the following command.} 
    \visible<2>{Same effect as the previous command.} 
    \onslide*<3>{Same effect as the following command.} 
    \only<3>{Same effect as the previous command.} 
\end{frame}

\begin{frame}
    \uncover<3->{Text shown from slide 3 on.}
    \visible<2->{Text shown from slide 2 on.} 
    \invisible<overlay specification>{text}
    \invisible<-2>{Text shown from slide 3 on.} 
    \alt<2>{On Slide 2}{Not on slide 2.} % テキストの後につくオーバーレイ指定は拡張用.
    \newcommand{uncover}{alt{@firstofone}{makeinvisible}} 
    \temporal<3-4>{Shown on 1, 2}{Shown on 3, 4}{Shown 5, 6, 7, ...}
    \temporal<3,5>{Shown on 1, 2, 4}{Shown on 3, 5}{Shown 6, 7, 8, ...} 
\end{frame}

\begin{frame} 
    \begin{itemize} 
    \item<1-> First point, shown on all slides. 
    \item<2-> Second point, shown on slide 2 and later. 
    \item<2-> Third point, also shown on slide 2 and later. 
    \item<3-> Fourth point, shown on slide 3. 
    \end{itemize} 
\end{frame} 

\begin{frame} 
    \begin{enumerate} 
    \item<3-| alert@3>[0.] A zeroth point, shown at the very end. 
    \item<1-| alert@1> The first and main point. 
    \item<2-| alert@2> The second point. 
    \end{enumerate} 
\end{frame} 

\begin{frame} 
    \begin{align} 
   a &= b + c 
   \label{first}
   \ % no specification needed 
   c &= d + e 
   \label{second}
   \% no specification needed 
   \end{align} 
    Blah blah, 
    \uncover<2>{more blah blah.} 
    \only<3>{Specification is needed now.\label<3>{mylabel}} 
\end{frame} 

%%% その他
\begin{frame} 
    % 指定以外のスライド中ではスペースを占有しない.
    % \only<overlay specification>{text}<overlay specification>
    \only<3->{Text inserted from slide 3 on.} 
\end{frame}

オーバーレイ機能つき環境

theoremproofexample 等はオーバーレイが使える.

\begin{frame} 
    \frametitle{A Theorem on Infinite Sets} 
    \begin{theorem}<1-> 
    There exists an infinite set. 
    \end{theorem} 
    \begin{proof}<3-> 
    This follows from the axiom of infinity. 
    \end{proof} 
    \begin{example}<2-> 
    The set of natural numbers is infinite. 
    \end{example} 
\end{frame} 

テキスト,イメージの動的な変化

overlayarea

\begin{overlayarea}{area width}{area height} environment contents \end{overlayarea}

widthheightで指定したサイズに環境がかわる.

\begin{overlayarea}{textwidth}{3cm}
    \only<1>{Some text for the first slide.\\Possibly several lines long.} 
    \only<2>{Replacement on the second slide.}
\end{overlayarea} 

overprint

\begin{overprint}[area width] 
    environment contents 
\end{overprint} 

\itemコマンドみたいな間隔で\onslideを使う. heightdepthはコンテンツに応じて自動で調節される. handoutの場合は1つだけonslideを使うようにして他は0を使うようにする.

\begin{overprint}
    \onslide<1| handout:1> 
    Some text for the first slide.\ Possibly several lines long. 
    \onslide<2| handout:0> 
    Replacement on the second slide. Supressed for handout. 
\end{overprint} 

複数の図を用いて紙芝居のようにみせるやり方には以下のようなものがある.overprint と意味的に同じだからこの場所で載せていると思われる.

\begin{frame}
    \frametitle{The Three Process Stages}
    \includegraphics<1>{first.pdf}
    \includegraphics<2>{second.pdf}
    \includegraphics<3>{third.pdf}
\end{frame}

\begin{frame}
    \frametitle{The Three Process Stages}
    \includegraphics<1->{first.pdf}%
    \llap{includegraphics<2->{second.pdf}}%
    \llap{includegraphics<3->{third.pdf}} 
\end{frame} 

\begin{frame} 
    \frametitle{The Three Process Stages} 
    \includegraphics{first.pdf}% 
    \pause% 
    \llap{includegraphics{second.pdf}}% 
    \pause% 
    \llap{includegraphics{third.pdf}} 
\end{frame} 

アクションの指定

<action>@numberのようにアクションをおこすスライドナンバーを指定できる.

\item<3-| alert@3> Shown from slide 3 on, alerted on slide 3. 

この例は,3番目のスライドからアイテムを表示しつつ,3番目はalertで表示する.

アクションを指定できるのは,

\item\action, \actionenv,ブロック環境(block または theorem)

だけである.可能なアクションとして,以下のものがある.

アクション 内容
alert item または,blockを様変わりさせる.
uncover item または,blockを表示する.(アクションに指定がない場合,これがデフォルト)
only item または,blockを指定したスライドのみ表示.
visible 特定のスライドだけテキストを可視化.
invisible 特定のスライドだけデキストを不可視にする.

もちろん独自のアクションをもった環境も作成できる.

\newenvironment{checkenv}{\only{\setbeamertemplate{itemize item}{X}}}{} 
\begin{frame} 
    \begin{itemize} 
        \item<1-|check@4> Text 1. 
        \item<2-> Text 2. 
        \item<3-> Text 3. 
    \end{itemize} 
\end{frame} 

この例では,すべてのアイテムを順に表示させた後,4枚目のスライドで1番目のアイテムの○をXに変更する.

インクリメンタル

\pauseコマンドもカウンターbeamerpausesをアップデートしていくのでアイテムを順次表示できるが,\item<+->\item<1->のように使用するのが望ましい.beamerpausesを使った応用として,<+(1)-><+(-1)-+>などがある.それぞれ,現在のbeamerpauses2であるとした場合,<3-><1-2>と同じである. <.->beamerpausesをアップデートしない.つまり,前のアイテムと同時表示となる.

\begin{itemize}
    \item<1-> Apple 
    \item<2-> Peach 
    \item<3-> Plum 
    \item<4-> Orange 
\end{itemize} 

\begin{itemize} 
    \item<+-> Apple 
    \item<+-> Peach 
    \item<+-> Plum 
    \item<+-> Orange 
\end{itemize} 

また,環境自身にオプションをつけることもできる.

\begin{itemize}[<+->] 
    \item Apple 
    \item Peach 
    \item Plum 
    \item Orange 
\end{itemize} 

他のアクションと組み合わせも可能.以下の例はalertアクションもあわせてインクリメントされる.

\begin{itemize} 
    \item<+-| alert@+> Apple 
    \item<+-| alert@+> Peach 
    \item<+-| alert@+> Plum 
    \item<+-| alert@+> Orange 
\end{itemize} 

\begin{itemize}[<+-| alert@+>] 
    \item Apple 
    \item Peach 
    \item Plum 
    \item Orange 
\end{itemize} 

<.>を使った例として以下のものがある.

\begin{itemize}[<+->] 
    \item This is \alert<.>{important}. 
    \item We want to \alert<.>{highlight} this and \alert<.>{this}. 
    \item What is the \alert<.>{matrix}? 
\end{itemize} 

\alert<.>とすることで,そのアイテムが表示されてる時だけ有効にすることができる.

フレームのオプション

\begin{frame}[オプション]

オプション名 内容
allowdisplaybreaks=[break desirability] 数式における改ページの許可.0(改ページしない)から4(デフォルト値,改ページする)までの値をとる.数値が大きいほど規制が緩くなる.allowframebreaksと一緒に使うことで意味をなす.
allowframebreaks=[fraction] スライドの内容が一枚に収まらない時に分割.長くなった時は,allowdisplaybreaksallowframebreaksの両方を指定.
b, c, t フレームの垂直方向の位置を指定.bottom, center, top の略.
label=[name] 名前をつけておけば,\againframe{name}というコマンドだけでそのフレームを表示できる.
plain ヘッダー,フッター,スライドバーが省略される.
shrink=[minimum shrink percentage] フレームに収まらない場合は,ルールに従ってテキストを縮小してくれる.数値 は 5 か 10 が推奨.
squeeze テキストの上下の空白が縮小する.
containsverbatim スライドが verbatim 環境か\verb 命令を含むときに指定
fragile=[singleslide]
environment=[frame environment name] newenvironmentを使用する時に必要なオプション.fragileと一緒に使う.

ブロック

ブロック環境

枠で囲まれるblock環境には3種類ある。

block

\begin{block}{block です} 
    block title,\\
    block body
\end{block}

alertblock

\begin{alertblock}{alertblock です}
    block title alerted, \\
    block body alerted 
\end{alertblock}

exampleblock

\begin{exampleblock}{exampleblock です} 
    block title example, \\
    block body example
\end{exampleblock}

block環境の色設定

\setbeamercolor{変数}{色定義}
  • 変数: block title, block body
  • 色定義: fg=色, bg=色

% タイトルの前景は青 (60%) と白の混合色, 背景は黒色
\setbeamercolor{block title}{fg=blue!60!white, bg=black} 
% 本文はその逆
\setbeamercolor{block body}{fg=black, bg=blue!60!white}

ボックス環境

Beamer Color Box

\begin{beamercolorbox}[options]{beamer color}
    %内容
\end{beamercolorbox}

options:

種別 コマンド 内容
wd=dimension 最大は\textwidth
dp=dimension
ht=dimension
左寄せ left default
右寄せ right
中寄せ center
leftskip=dimension
rightskip=dimension
sep=dimension パディング
colsep=dimension
colsep*=dimension
shadow=true ou false defaut =false
rounded=true ou false defaut =false
ignorebg
vmode

\begin{beamercolorbox}[
    wd=60mm,     % 幅 60mm
    sep=2pt,     % パディング 2pt
    shadow=true, % 影付 
    rounded=true % 角丸, 
]{frametitle}    % frametitle と同じ定義色の枠. 
\end{beamercolorbox}

beamercolor

任意の名前(もちろん定義済には注意して)の beamercolor を前景と背景の色対として定義できる.

\setbeamercolor{任意の名前}{fg=前景色,bg=背景色}

\setbeamercolor{white-cyan1}{fg=white,bg=cyan!80!black}
\setbeamercolor{white-cyan2}{fg=white,bg=cyan!60!black}

空白

空白や改行など

縦の空白

\bigskip

行間に空白

\\~\\

サンプルコード

\documentclass[dvipdfm]{beamer}

%プリアンブル部
\usepackage{mediabb}
\usepackage{graphicx,hyperref}

\let\Tiny=\tiny

\title[short title]{title}
\subtitle[short subtitle]{subtitle}
\author[short author names]{author names}  
\institute[short institute]{institute}
\date[short date]{date}
\subject{text}
\keywords{text}

% 各セクションの前に目次を挿入
\AtBeginSection[]{
    \begin{frame}
        \tableofcontents[currentsection]
    \end{frame}
}

\setbeamertemplate{some beamer element}[square] % ナビゲーションバー

\begin{document}
%内容

%titlepage
\frame{\titlepage}


\section[Sec.1]{Section 1}

%\begin{frame}{目次}
%  \tableofcontents[currentsection]
%\end{frame}

%スライドp1
\begin{frame}{frame title 1}
  スライドの内容
\end{frame}

\subsection[Subsec.1.1]{Subsection 1.1}
%スライドp2
\begin{frame}{frame title 1.1}
  スライドの内容
\end{frame}

\section[Sec.2]{Section 2}
%スライドp3
\begin{frame}{frame title 2}
  スライドの内容
\end{frame}

%スライドp2
\subsection[Subsec.2.1]{Subsection 2.1}
\begin{frame}{frame title 2.1}
  スライドの内容
\end{frame}



\begin{frame}
    \begin{itemize}
    \item Shown from first slide on. 
    \pause 
    \item Shown from second slide on. 
        \begin{itemize} 
        \item Shown from second slide on. 
        \pause 
        \item Shown from third slide on. 
        \end{itemize} 
    \item Shown from third slide on. 
    \pause 
    \item Shown from fourth slide on. 
    \end{itemize} 
    Shown from fourth slide on. 
    \begin{itemize} 
    \onslide 
    \item Shown from first slide on. 
    \pause 
    \item Shown from fifth slide on. 
    \end{itemize} 
\end{frame} 

\begin{frame} 
    Shown on first slide. 
    \onslide<2-3> Shown on second and third slide.          
    \begin{itemize} 
        \item Still shown on the second and third slide. 
        \onslide+<4-> 
        \item Shown from slide 4 on. 
    \end{itemize} 
    Shown from slide 4 on. 
    \onslide 
    Shown on all slides. 
\end{frame} 

\begin{frame} 
    \onslide<1>{Same effect as the following command.} 
    \uncover<1>{Same effect as the previous command.} 
    \onslide+<2>{Same effect as the following command.} 
    \visible<2>{Same effect as the previous command.} 
    \onslide*<3>{Same effect as the following command.} 
    \only<3>{Same effect as the previous command.} 
\end{frame}

\begin{frame}
    \uncover<3->{Text shown from slide 3 on.}
    \visible<2->{Text shown from slide 2 on.} 
    \invisible<overlay specification>{text}
    \invisible<-2>{Text shown from slide 3 on.} 
    \alt<2>{On Slide 2}{Not on slide 2.} % テキストの後につくオーバーレイ指定は拡張用.
    %\newcommand{uncover}{alt{@firstofone}{makeinvisible}}
    \temporal<3-4>{Shown on 1, 2}{Shown on 3, 4}{Shown 5, 6, 7, ...}
    \temporal<3,5>{Shown on 1, 2, 4}{Shown on 3, 5}{Shown 6, 7, 8, ...} 
\end{frame}

\begin{frame} 
    \begin{itemize} 
    \item<1-> First point, shown on all slides. 
    \item<2-> Second point, shown on slide 2 and later. 
    \item<2-> Third point, also shown on slide 2 and later. 
    \item<3-> Fourth point, shown on slide 3. 
    \end{itemize} 
\end{frame} 
\begin{frame} 
    \begin{enumerate} 
    \item<3-| alert@3>[0.] A zeroth point, shown at the very end. 
    \item<1-| alert@1> The first and main point. 
    \item<2-| alert@2> The second point. 
    \end{enumerate} 
\end{frame} 

\begin{frame} 
    \begin{align} 
   a &= b + c \ 
   \label<2>{first}
   \% no specification needed \\
   c &= d + e \ 
   \label<3>{second}
   \% no specification needed 
   \end{align} 
    Blah blah, 
    \uncover<2>{more blah blah.} 
    \only<3>{Specification is needed now.\label<3>{mylabel}} 
\end{frame} 


%%% その他
\begin{frame} 
    % 指定以外のスライド中ではスペースを占有しない.
    % \only<overlay specification>{text}<overlay specification>
    \only<3->{Text inserted from slide 3 on.} 
\end{frame}

\begin{frame} 
    \frametitle{A Theorem on Infinite Sets} 
    \begin{theorem}<1-> 
    There exists an infinite set. 
    \end{theorem} 
    \begin{proof}<3-> 
    This follows from the axiom of infinity. 
    \end{proof} 
    \begin{example}<2-> 
    The set of natural numbers is infinite. 
    \end{example} 
\end{frame} 




\begin{frame}
    \frametitle{The Three Process Stages}
    \includegraphics<1>[width=0.8\textwidth]{first.pdf}
    \includegraphics<2>[width=0.8\textwidth]{second.pdf}
    \includegraphics<3>[width=0.8\textwidth]{third.pdf}
\end{frame}

\begin{frame}
    \frametitle{The Three Process Stages}
    \includegraphics<1->[width=0.8\textwidth]{first.pdf}%
    \llap{\includegraphics<2->[width=0.8\textwidth]{second.pdf}}%
    \llap{\includegraphics<3->[width=0.8\textwidth]{third.pdf}} 
\end{frame} 

\begin{frame} 
    \frametitle{The Three Process Stages} 
    \includegraphics[width=0.8\textwidth]{first.pdf}% 
    \pause% 
    \llap{\includegraphics[width=0.8\textwidth]{second.pdf}}% 
    \pause% 
    \llap{\includegraphics[width=0.8\textwidth]{third.pdf}} 
\end{frame} 

\begin{frame}
    \frametitle{action}
    \begin{itemize}
    \item<3-| alert@3> Shown from slide 3 on, alerted on slide 3. 
    \end{itemize}
\end{frame}

\newenvironment{checkenv}{\only{\setbeamertemplate{itemize item}{X}}}{} 
\begin{frame} 
    \begin{itemize} 
        \item<1-|check@4> Text 1. 
        \item<2-> Text 2. 
        \item<3-> Text 3. 
    \end{itemize} 
\end{frame} 

\begin{frame}
    \frametitle{インクリメント}
    \begin{columns}[t]
    \begin{column}{0.5\textwidth}
    \begin{itemize}
    \item<1-> Apple 
    \item<2-> Peach 
    \item<3-> Plum 
    \item<4-> Orange 
    \end{itemize} 

\begin{itemize} 
    \item<+-> Apple 
    \item<+-> Peach 
    \item<+-> Plum 
    \item<+-> Orange 
\end{itemize} 
\begin{itemize}[<+->] 
    \item Apple 
    \item Peach 
    \item Plum 
    \item Orange 
\end{itemize} 
\end{column}
\begin{column}{0.5\textwidth}
\begin{itemize} 
    \item<+-| alert@+> Apple 
    \item<+-| alert@+> Peach 
    \item<+-| alert@+> Plum 
    \item<+-| alert@+> Orange 
\end{itemize} 

\begin{itemize}[<+-| alert@+>] 
    \item Apple 
    \item Peach 
    \item Plum 
    \item Orange 
\end{itemize} 
\begin{itemize}[<+->] 
    \item This is \alert<.>{important}. 
    \item We want to \alert<.>{highlight} this and \alert<.>{this}. 
    \item What is the \alert<.>{matrix}? 
\end{itemize} 
\end{column}
\end{columns}
\end{frame}

\begin{frame}
\begin{block}{block です} 
    block title,\\
    block body
\end{block}

\begin{alertblock}{alertblock です}
    block title alerted, \\
    block body alerted 
\end{alertblock}

\begin{exampleblock}{exampleblock です} 
    block title example, \\
    block body example
\end{exampleblock}
\begin{beamercolorbox}[
    wd=60mm,     % 幅 60mm
    sep=2pt,     % パディング 2pt
    shadow=true, % 影付 
    rounded=true % 角丸, 
]{frametitle}    % frametitle と同じ定義色の枠. 
block title example
\end{beamercolorbox}
\end{frame}

\end{document}