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ここ1ヶ月で買った本

このブログを始めて初めての本の紹介をしてみる。いつもこんな本を読んでます、という自己紹介に近い感じ。読んでくれている方が少しでも分かりやすいように、不本意だけれど、若干のカテゴリ分けをしている。基盤書・専門書・雑書の3つに分類した。本の本来の目的からすると、カテゴリに分けることにあまり意味を感じないけれど、せいぜい整理しやすいといった程度だろうか。分類については、いつか別の機会に語ろうと思う。

では、本の紹介を初めて始めてみます。基盤書、専門書、雑書の順番になっています。

基盤書

基盤書 --- あらゆるところで利用できる汎用的なもの、オープンな知識


数学文章作法 基礎編 (ちくま学芸文庫)

数学文章作法 基礎編 (ちくま学芸文庫)

この本は、文章を書く上での作法についての指南書である。数学的視点から描かれており、とても明快で分かりやすい。
「机の上に赤、青、黄の三色のペンがある。」
と書くか、
「机の上に赤・青・黄の3色のペンがある。」
と書くか。実はそこには明確な作法が存在しているのだ。
素敵な文章を書きたい方は一読すべき本。


実例で学ぶ確率・統計

実例で学ぶ確率・統計

この本は、タイトル通り、確率論と統計学についての参考書である。ところが巷に出回っている統計書とは一線を画す内容なのだ。
具体的な現実の問題から始まり(この時点ではまだ理論は出てこない)、それを解くための道筋を辿って、どんどん抽象的な理論の深淵へと進み、気が付くと最初の問題が理解出来ていて、しかも他の問題についても適用できることが分かるのだ。
具象→抽象→具象へといざなう流れは、読んでいて癖になる。
統計学をご自分の問題の分析に使いたい方は、是非ご一読を。


人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか (新潮新書)

人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか (新潮新書)

僕は森博嗣のファンなので、ほぼすべての本を購入している。森博嗣の本に出会えたのは、僕の人生にとって最大の幸運だった。残念ながら、すでに小説家としては引退されてしまったのだが、それでもまだ発売予定の本が多く残っている。この本もその一つ。
抽象化とは何か、具体的なことを考えてしまいがちなのはなぜか、など、内容が抽象的でうまく説明ができない。
ただこれだけは言える。面白い。読んで良かった。



専門書

専門書 --- 役に立つ人とそうでない人をはっきり分けるもの、クローズドな知識


寿命データの解析

寿命データの解析

必要なときに必要な部分を部分的に参照している。だから、実はまだちゃんと読んでいない本です。
僕の専門分野と重なる部分が多いから、かなりお世話になっている。寿命データ解析を行う人はみんな読んだことあるのではないかというぐらい有名なんじゃないかな。
こういう本で日本語訳されているのは珍しい(つまりそれだけ重要な本ってことだ)。
しっかり読んで勉強していきたい。僕のバイブルの一つになるだろう。



雑書

雑書 --- その他のもの、フリーな知識


工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎文庫)

工学部・水柿助教授の日常 (幻冬舎文庫)

あれ?また森博嗣?と思うだろう。そう、僕は森博嗣の本はすべて買うつもりです。これは買いこぼしていた一つ。
本はできれば書店で直に手に取って、パラパラ立ち読みの振りをしてから買うことを楽しみにしている僕ですが、この本はいくら探しても(一年以上探した)どの書店にも無かったので、しょうがなくAmazonで購入。
今読んでいます。水柿君シリーズは森博嗣の自伝なのではないかと思うほど、森博嗣と水柿先生がかぶる(きっとそういうトリックなのだ)。面白い。


雀蜂 (角川ホラー文庫)

雀蜂 (角川ホラー文庫)

これはまだ読んでいない。貴志祐介も、実は僕がファンである数少ない小説家の一人だ。だから、貴志祐介の本は全部買っている(ファンになると無条件ですべての作品を購入してしまうのだ)。
これまで、貴志祐介の本はたくさん読んできた。多くの作品がTVドラマや映画になったけれど、今までで小説の臨場感を再現できた作品は「黒い家」ぐらいじゃないかなぁ。「悪の教典」はまだ映画を見てないから、評価できない。
とにかく貴志祐介が書くホラーは怖い。何が怖いって、人間が怖いのだ。著者の作品にいわゆる魑魅魍魎の類は出てこない。怨念とか幽霊とかそういうのではなくて、まさに「現実は小説よりも奇なり」って感じなのだ、小説なのに。
だから、この作品も実に楽しみだ。


今回はここまで。本当はもう少し他の本も買っているのだけれど、めぼしいものだけ挙げてみました。僕は飽きっぽい性格らしく、今回のようにいつも複数の本を並行して読み進めています。
また新しい本を買ったら書くかもしれない。