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Apache の起動、再起動

Red Hat などで組み込んだ状態でインストールしたときは、マシン起動時に Apache もサービスとして起動するように設定がされている。
しかし、そのままではうまく動作しないことがあり、再起動が必要となる場合がある。
もし、設定ファイルに不都合があるときは何らかのエラーログが出るはず。
実際に稼働中のサーバーなどではいきなり再起動するのは危険だから、まず設定ファイルが正しいかどうか確認をする。

Apacheの設定確認

# /usr/local/apache/bin/apachectl configtest 

これを実行して、

Syntax OK 

と出れば大丈夫。
再起動は、root権限で行う。

Apacheの起動

# /usr/local/apache/sbin/apachectl start 

Apacheの再起動

# /usr/local/apache/sbin/apachectl restart 

Apacheの停止

# /usr/local/apache/sbin/apachectl stop

それでもうまく動作しないときは…

「apachectl restart」を実行してもうまくいかないときは、おそらく pid あたりに原因がある。
よく起こる現象としては、「ps ax | more」でプロセスの起動が確認できても、pid には異なる(恐らく前回起動時の)pid が入っている現象だ。
どうやら重複してしまって、起動はしたけど認識されていないような感じなのかな。
この状態になった場合、pid が記載されている httpd.pid を削除してしまえば良い。

# rm /usr/local/apache2/logs/httpd.pid

削除するのがいやなら、サーバの再起動を実行。