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Mac OS X 10.6.8 のターミナルの色を変更

色の変更のため,~/.bashrcを編集する.

$ vi ~/.bashrc

プロンプト(ユーザ名とかが表示されている部分)を変更するにはPS1を記入

export PS1="[\033[0YY;0ZZm\]XXX\[\033[0m\]"

YYは文字色の番号を,ZZは背景色の番号を,XXXは表示される文字を表す.
色の数字表はASCII Table - ANSI Escape sequencesにも記載されているが,ここに挙げておく.

Foreground colors
30	Black
31	Red
32	Green
33	Yellow
34	Blue
35	Magenta
36	Cyan
37	White
 
Background colors
40	Black
41	Red
42	Green
43	Yellow
44	Blue
45	Magenta
46	Cyan
47	White

たとえば,

export PS1="\[\033[037;041m\]joker8phoenix: \w>\[\033[0m\]

とすると,以下のようになる(\wはカレントディレクトリを表す.また,赤色をTerminalColoreopardを使ってオレンジ色に変更しているので注意)
f:id:joker1110:20110707223148p:image:w360
\wのように変数を用いることで色々な表記が可能

$USER	ユーザ名
$HOSTNAME	ホスト名
$TERM	端末名
$PWD	カレントディレクトリ
\a	ベル(ビープ音)をならします(ASCII のベル文字 07)
\d	"曜日 月 日"の形式の日付
\h	ホスト名(最初の . までの名前)
\H	ホスト名
\n	改行
\r	復帰
\s	シェル名(標準だと -bash が表示)
\t	時刻 HH:MM:SS 形式(24時間) H=Hour=時、M=Minutes=分、S=Seconds=秒
\T	時刻 HH:MM:SS 形式(12時間)
\@	時刻 am/pm をつけたもの。Lang=Jaの場合 HH:MM (午前|午後)となる。
\u	現在のユーザー名
\v	bash のバージョン
\V	bash のバージョン・リリース番号など詳細
\w	現在のディレクトリ(フルパス)
\W	現在のディレクトリ名
\!	コマンドのヒストリー番号
\#	コマンドのコマンド番号(ログイン後何回実行したか)
\$	UID が 0 であれば『 # 』、それ以外は『 $ 』
\\	バックスラッシュ
\[	表示されない文字列(エスケープシーケンス/端末制御シーケンス)を埋め込む
\]	表示されない文字列の終わり

現在の設定を確認するには,ターミナル上で

$ echo $PS1